無自覚小悪魔にモテ期到来!?

来ちゃった・・・


隆之の家のドアの前で私は立ちすくむ。


どうしよう・・・


迷っていると、ガチャリとドアが開いた。

サッカー部のジャージ姿の隆之。


「た、たか・・・」

「入れよ」


有無を言わせぬ様子で、隆之が私の手を引く。

そのまま隆之は無言で、私を部屋まで引き入れた。


「ちょ、ちょっと、隆之!」