無自覚小悪魔にモテ期到来!?

「え・・・」

「違うんです、私の呼びたいりょうは、リョー先輩じゃない・・・」



先輩が、傷ついた目をする。

そうだ、私は、この目を向けられたくなかった。


傷ついた目を向けられれば、自分自身も傷つくと知っていたから。

そして、傷つくことに私はおびえていた。

傷つけば、もう誰にも愛されないのではないかと。


深く深くおびえていた。



だから、自分にウソをついてごまかして、たくさんの人を愛するふりをしてきた。




「ごめんなさい・・・」