恋の記念日【短編】




「……じゃ、今回は…二人ともが悪かったってことで、一件落着?」



「うん!」





あたしがそう言うと、海は少し黙って…







「真奈、もう一回俺と付き合って下さい。」




って、少し離れてニコッて微笑みながら言った。




その言葉を聞いて涙が出てきたあたしは、涙でぐしゃぐしゃになりながら





「はいっ」





そう返事をした。





しばらくぎゅーって抱きしめ合っていた。