恋の記念日【短編】




振り返ると、やはりそこにたっていたのは…






「海!!」




走って来たのか、肩で息をしていた。




「真奈、ごめん!俺が全部悪かったんだ、すげぇ反省した、だから俺ともう一回…」



あたしは海の言葉を最後まで聞かずに、海の胸に飛び込んだ。




「真奈?!」



「あたしが悪いのっ、別れたいとか言ったから、そんなこと全然思ってなかったのに、ごめんね…」