「私、知ってるよ。 今日何度も時間気にしていたことっ。 何度もスマホで時間 確認しては迷った顔してた!」 「、」 「もういいんだって、修ちゃん! 私こんなセコイ真似してまで修ちゃんと付き合えるだなんて思ってないよっ」 「美香さんのところに行って、もしヨリを戻そうって言われたら?」 「、」 「それでもマルは俺を送り出すの?」 一瞬、言葉に詰まる。 それが、修ちゃんの幸せに繋がっていくのであるなら…… 私はコクリ、と頷いた。