突然の告白に

修ちゃんが、固まった。


私は笑みを浮かべてから
『ごめんね』と付け足す。


「……なにが?」

戸惑いの中絞り出すような声の修ちゃん。

「修ちゃん、困ったでしょ。
いきなりバイト先に会いに行ったり、修ちゃんの部屋上がり込んだり、大学の友達を勝手にライバル視したり」


でも、もうそれも辞める。


「いつか、修ちゃん離れしなきゃなって分かってたのに、中々決心つかなくって…。


でも、それももう着いたから。



だから、修ちゃん



行って、美香さんのところに」