「とりあえず不審者に 間違われても困るし一回入れて」 「っ、やだ!」 「なんで」 なんでって、だって私まだ部屋着のまんまだし髪もボサボサだし、なによりスッピンだし! 「じゃ勝手に入る」 「え、わっ、」 取手が傾き吃驚してるまにドアが開き再び外の光が家の中に差し込んだ。 それも一瞬のことですぐにまた ーバタンー と音がして扉が閉まる。 「…っ」 修ちゃんを家に入れ込んだまま。