「ん…。」





少し反応したがそのまま眠っていたからもう1度撫でてみる。


すると小さい子供のように少し笑ったような顔をした。







「………無防備に笑うんだな。」





しばらく撫で続けて静かにつぶやいた。


その時…。






「ん?…ここは?」

「……目が覚めたか?」






綾部の目が覚めた次の瞬間……。






「なななななななんで…先輩がいるんですか⁉︎」





叫ばれた。

俺は綾部に叫ばれるほど撫で続けてしまったのか…。



少し悲しくなった俺がいた。