こんな時、朝のお母さんが頭に浮かぶ。 友達は作った方がいいよね。 こんなチャンス滅多にないし。 「あ、よろしく…」 僕は返事をし返した。 やった、僕にも友達ができた! ずっと、友達がいなかった。 周りはみんな僕をよける。 真央ちゃんがいればいい。 ずっとそんな事を言ってきたけど、 実はずっと友達がほしかった。 なんか、すごく嬉しい。 橘さんは女の子だけど、そんなの関係ない。 やっぱり、今日はいいことしか起こらない。 「田中君の、名前はなんてゆうの?」 橘さんは僕にそう問いかけた。