綾ー
キスしよーよー。
ねー。
綾ー?聞いてんの?

この声は…私の大好きな玲の声。

「れ、、、い??」

「何ボーッとしてたの。」

「ごめん。今日は帰るね。」

学校でいちゃついてた私たち。
私は学校の門を出てそそくさと家までの帰り道を歩く。

そう。最近の私は上の空で。。。

生きてる心地もしないような代わり映えしない日々。

飽々してた。

あのときまでは。