「鈴音…」
シン…とした部屋で颯太はつぶやく。
「ばっかみたい。なんでそんなに私の名前気軽に呼べるの?1年間も連絡なしで?私、ずっと待ってたんだよ!?颯太からの連絡!なんで…なん…でぇ…」
私は、これまでの寂しさと怒りで怒鳴り散らした。しかも、泣いちゃった。
みっともな…そう思ってたら
「鈴音…ごめんな。本当にごめんな。俺だって…鈴音に会いたかった」
そんなの…ただのキレイごとに決まってる。
「嘘だ…。連絡なしで……っ」
「連絡しなかったのはごめん。許して欲しい。そして、俺ともう一回やり直してしい…」
颯太の口から衝撃の言葉が走った。
でも…私にはまだ時間が必要。
「もうちょっと…時間をちょうだい」
私が頑張って答えると、
颯太は一瞬悲しそうな顔をしたけど
「わかった!待ってる」
さっきとは違い、明るく振舞った。

