そう俺が言うと、 『そっか!あいつらも、忙しいんだねぇ(笑)そうだ↑じゃあ、帰ろっか♪』 傘を差し出す絢芽。 『あぁ!』 そう俺が言い、カバンを持って傘を受け取ると、2人で教室をあとにした。 『なぁ!』 俺は絢芽に話しかけた。 『何?』 ふりかえって、絢芽は首を傾げる。 『今日。何で、俺らの事待ってたの?』 俺が聞くと、 『なんとなく(笑)』 絢芽は笑った。