名前を呼ばれて振り向くと、幸樹が後ろから水をかけてきて、 『おい↑和人(笑)これなら、雨で濡れたか海で濡れたかわかんねぇーだろ?笑』 そう言った。 気を遣ってくれてるのかもしれない。 友達は温けーーな↑ 海でたくさん遊んで、気付いたらもう夕方になってきた。 『絢芽さー、好きな人とかいるんでしょ?』 佐倉が聞いた。 『さぁ?いるかもねぇ(笑)』 絢芽はこたえた。