母親がいない俺は、17年間。 女の人に朝、起こされた事がない。 なんか不思議な感じだった。 『あ…ああ(笑)おはよう!弁当まで、作ったの?!それじゃあ、朝起きんの早かったんじゃねぇ?』 俺が起き上がりながら言うと、 『そうでもないよ↑大丈夫、大丈夫(笑)それより、朝ご飯食べましょ♪早く着替えて、下に来てね↑↑あ!でも、和人パパは起こさないでおいてあげよぉ。ご飯には、ラップかけといたからさ!』 絢芽は笑った。