『普段でも、普通の人間だから↑(笑)でも、なんか外で傘さしてないのが、新鮮で嬉しいね♪』 絢芽は、微笑んだ。 そう言えば、初めてかもな(笑) 俺、普段は傘さしてるし。でも、そんな俺でも、普通の人間だって言われたのは、素で嬉しいけど(笑) 雲ひとつない綺麗な夜空が、一面に広がっていた。 全ての悩みを吹き飛ばすかのように…。 俺たちは、それからしばらくの間、ただひたすら静かに夜空を見上げていた。