12月の寒い昼 珍しく太陽が冬の空から顔を出し マフラー無しでも屋上に居れるそんな天気。 神様はあたしの味方をしてくれた。 そんなイイ解釈をしながら廊下の窓を見ながら 屋上へと向かった。 屋上に行くとすでに竜喜くんも居て。 「暮橋さん!こっちっすよ!」 「だぁ~れ?純?」 佐田くんを純と呼ぶ彼女はいわゆる “ギャル”