周りの専門学校に通う女生徒たちがキャーキャー騒いでるのなんかどーでもいい。
長くキスをしたらみさきは力尽きて俺に抱きついたまま。
「みさきは、俺のだから諦めてくんない?」
「ははっ!みさきちゃんの彼氏には参ったよ。
よく、俺がみさきちゃんを好きって気づいたね。」
「気づくだろ、あんな笑み見せられたら誰だってな。」
「ふはっ!ごめん。ごめん。
まぁ、こんなかっこいい彼氏がいたら俺でもお手上げだ!
これでもテレビや雑誌に出るくらいのモデル料理家なのになぁ~?」
なんて言いながら中島健哉は帰って行った。

