夜の集いも終わり10時を回った時。
「少し早いけど寝ない?
って言ってもほんとに寝ないよ?
布団に潜ってみんなで恋バナしたい!!
だめかな?」
米山さんが遠慮気味に発した意見にみんな賛同した。
「ねぇ、ねぇ!米山ちゃん!
青沼くんってさどんなんなの?
たまきさぁ、あんまり詳しいとかじゃないけどクールなイメージなんだぁ~!」
「しょーご?しょーごぜ~んぜんクール何かじゃないよ?出来んのはバスケだけ!
てかバスケにわたしが負けちゃってたりして!」
「青沼くんバスケほんと上手いみたいだもんね!何年付き合ってるの?」
「しょーごとはね、中2から付き合ってるから…5年だね!もうこんな経つんだぁ~!」
「へっ!中2から?米山さん青沼くんと幼なじみか何か??」
「んーん?わたしとしょーご中2で同クラの隣の席同士になってから意気投合からの付き合った~的な感じ!」
米山さんの恋バナに目を輝かせて盛り上がるこの2人。
すっごく楽しそう。

