「さっき…佐田くんのタレの…シミを落としていたらね、後ろから声がしたの。 それが…滝澤さんで…」 「滝澤ちゃん?んで?」 「それで佐田くんを呼び止めて“用事”があるって言ってそれで…」 「なるほどね。つまり、滝澤さんが佐田に“用事”があるって言って呼び出したんだ。 みさきが思った滝澤さんの好きな人が“佐田”で “用事”って言うのが“告白”。 当たってる?みさき?」 あたしは頷いた。