君恋日記




誰よりも隣でいたい。


あたしの隣にいてほしい。

また“暮橋”ってあの無防備なくしゃっとした笑顔でそうあなたに呼んでほしい。


涙が目から一粒。二粒。


無数に流れ落ちて来たのは
無我夢中で走ってきた知らない場所に着いてから。


迷子になったはずの場所。

そこは夜空に浮かぶ綺麗な無数の星空が広がる辺りを一望できる広場へと着いてから。



片思い。

それは何も保証もない恋。


始めて片思いが怖いと思った。