クール女子と大泥棒が恋すると、





その時、バラの香りが匂った気がした。



違う。


ここにバラなんてない。




伊緒の血から目が離れない。




違う。



ここにいるのは……


ここにいるのは…………



考えるよりも先に俺は佐々木の首を締めた。