「階段だ!追えぇぇぇぇ!!!」 5階分だけ降り、エレベーターを出た。 「いたぞっ!!」 廊下の突き当たりから警備員達が向かってくる。 逆方向に足を蹴りだした。 「社長の金を返せぇっ!!」 ゲッッ! 向かいからも……!! 向かいの警備員の銃口が俺に向いた。 こいつら……銃まで持って………… 警備員は発砲し、弾丸は俺の仮面を砕いた。 しかし、構わず俺は鞘で向かいから来る警備員たちを殴り倒した。