「……なんで…………紗夜が……」 荷物を取って戻ってきた新見さんが呆然としながら担架を見送る。 「フハハハ……僕がやったんだよ! みやのちとせ!生き地獄を味わえぇ!!」 「お前っっっ!!」 新見さんが警備員を押し退けて白鳥の息子につかみかかる。 「やめてください!新見さん!!」 新見さんは声に反応して手を離し、白鳥の息子は後ろに下がった。 俺は立ち上がり、白鳥の息子に近づく。