「でも……食器……片付けないと……。」 「後でいいよ。 ねぇ伊緒。 キスしたい。」 「っ!」 千歳は私を抱き上げ、床に座らせた。 今度は少し距離が離れたが、向き合っている。 「えっと……」 緊張で視線が泳ぐ。 すると、千歳は私の顔を両手で押さえた。 「目、閉じて。」 千歳に言われたら私はもう抗えない。 私はギュッと目を閉じた。