片足が使えないにも関わらず、 3番はものすごい強さだった。 あのあとかなり苦戦したが、 なんとか3番を倒した。殺してはいない。 3番を倒した後、ボスはもう俺を止めなかった。 寂しそうな目で俺を見ていた。 何かが頬に触れる感触で目をさました。 目の前には俺を心配そうな顔でのぞきこむ伊緒。 「千歳、大丈夫か?」 「ああ。」 ゆっくりと体を起こした。