「千歳。」 「あ?」 着物姿で床に寝っころがってテレビを見ている。 我が家同然。 まぁ、我が家としてもらっていいんだけど。 「今週末、家族が帰ってくる。 陽がいるから昼はいても怪しくないけど、 夜は隣に行ってて。」 「陽っ!」 その単語な反応し、飛び起きた。 「陽……。久しぶりだなぁ……。」 陽を思い出しているのか、ポーっとしてる。 「キモいし。」 「うっせ。」 まぁ、とりあえず大丈夫そうだ。