このまま流されるのもありかな、なんて思ったけど重要なことを思い出してしまったわたし。 「ふ、ふどうさん!」 「は?」 「この前、わたし見たの。カイリの部屋からね…」 本棚の奥から、不動産のチラシを見つけてしまったことを伝える。 「わたし以外の女との別宅があるのかとか、もしかしてもう買ってるのかなとか……」 ちょ、人が一生懸命話してるのに何で笑うの!? 「はぐらかさないで!別宅あるの、ないの!?」 「そんなのないし」 「じゃあ、アレは何なの」