闇の向こう側で~あなたの光を~



「ちょっと!え?ねぇ、大丈夫?」


何かしたのかしら、私。

だとしたら大変ね。


こういう時って救急車?

うん、救急車呼ばないと!



「龍、救急車呼んで」







…………………。




ん?
何?
何かあったの?


紫音「美海ちゃん、海入ろう?」



置いてくの?

気絶したのよ?


「救急車は……?」




(どこまで天然なんだ?

無自覚の天然美少女か?

小悪魔だ……。

俺たちいろんな意味でヤバいな……)


なんて思ったに違いない。