闇の向こう側で~あなたの光を~



最悪………………。


陸「美海?脱がないの?」

うぅ、可愛い……。

諦めよう。

うん。

「脱ぐわよ」



そして、パーカーを脱いだ。



うおっ。と言う声がしてパッと周りを見た。




したっぱの子達倒れてる!

え?何?

大丈夫なの?!



近くにいたしたっぱ君のもとへ行き体を支えた。


「ねぇ、大丈夫?

どうしたの?そんなに鼻血出して」







この時、みんなが思っただろう。





無自覚め……。



と……。







何度か呼んでやっと目を覚ました。

「大丈夫?」

したっぱ君「美海さん?」

「えぇ、大丈夫?」


膝に頭を乗せおでこをくっ付けた。


「熱は無いわね」

したっぱ君「ブハッ!」



え?鼻血……また?