美海side
………。
美海、大好きだよ!
ずーっと親友だよ!
凜、私も大好きよ!
美海………。
ゴメンね……、も、う……無理みた、い…。
い、ままで……、あ…りがと…。
美海…、大好き、だよ…………。
ず…と………、ずっと……しん、ゆう……。
「凛!」
叫んだ瞬間、目が覚めたらしい。
嫌な夢を見た。
はぁ、はぁ……。
息が切れてる。
背中も汗をかいてる。
凛………。
ゴメンね……。
私、頑張るから。
凛の仇をとる。
待ってて。
ガラガラ……。
音がした方を見ると、龍達が入ってきた。
そういえば、私、どこに寝てるの?
龍「大丈夫か?」
「あ、えぇ、大丈夫」
龍「そっか」
考えていて、声が裏返っちゃった。
まぁ、いいや。
んで、さっきから気になってるのだけど、
「ここはどこ?」
その質問には隼人が答えた。
隼人「保健室ですよ、美海ちゃん。
いきなり倒れてみんなも焦りましたよ」
心配かけたかしら?
いきなり倒れたら誰でも心配するか。
う~ん……。
ガバッ。
いきなりお腹に何かが突っ込んできた。
ん?
「陸……、紫音……。」


