闇の向こう側で~あなたの光を~






美海side


「んっ…」

あれ?

ここは?


私は白で統一された綺麗な部屋に寝かされていた。



テレビや
テーブル、
椅子、
冷蔵庫とかいろいろある。


なんで私ベッドに…?



とりあえず、出ないと。

ここがどこか分からない以上、自分の状況くらいしっておきたいもの。


ベッドから降りてドアに近付き開けた。



だけど………。



広い廊下があり部屋があるだけでなにもない。

どうしようかしら?

う~ん………。



?「おい」


「っ!?」


?「何してんだ?」


あ、さっきの男。



え~と………。
たしか…………龍って男だ。


龍「ついてこい」


なにいってるの?

ついていくわけないじゃない。


龍「はぁ…」



ため息を着くと龍は私の腕を掴んだ。



「やめて下さい、離して…!」



そう言っても離してくれず震える一方だ。




「離して……!

私は帰るの…!」


結局離してもらえずさっきの部屋より大きい所に連れて来られた。