幹部室に戻るとみんなが一斉に私を見る。
何が言いたいのかなんて一目瞭然。
「帰ってもらうわ、二人に母親だと言う人に会う意思は全くない。」
龍「……そうか、分かった。
将雅、帰ってもらうように話してくれるか?」
将雅「はい、では」
将雅は下に行き、幹部室には異様な空気が漂う。
しかし
「居るんでしょ~!出ておいで~!」
この倉庫ではまずない女性の声。
私が居るけれども、滅多に大きな声は出さない。
誰かの彼女と考えれなくもないが、はたして、光龍にリア充が居ただろうか。
ここから導き出される答。
そう、海と陸の母親。


