トントン。



将雅「みなさん、海さんと陸さんの母親だと言う人物がいらっしゃってます」


龍たちは顔を曇らせ、返答に困ってる。


龍「……二人に許可を」


将雅「分かりました」



出ていこうとする将雅を私は何故か引き留めた。


そして、自分でも驚くことを言った。



「私が行くわ」



みんなも驚いたみたいでびっくりしている。


だけど、龍だけは冷静で「頼んだ」と言った。




二人の部屋の前に来て軽く深呼吸をする。


私の予想が正しければ、二人の母親と言う人と二人に何かが起こった。

そしてそれは、二人の女嫌いの原因だろう。