闇の向こう側で~あなたの光を~





龍はそれから黙りこくってしまい、結局私も口を閉じてしまった。






そして、午後の部。




龍「んじゃ、行ってくる」


「頑張ってね」



慎「大人しくしとけよ」


「分かってる」



紫音「美海ちゃんっ、ちゃんと見ててね~♪」


「えぇ、もちろん」



陸「一位になったら何かして?」


「……何かって?」


陸「……うーん。あ、ほっぺたにキス」


「ふふっ、いいわよ。そのかわり負けたら承知しないわよ?」


陸「うんっ」



海「あ、ずりー。美海、俺も」


優悟「美海、俺も~」


「はいはい、ほら行って?みんな待ってるわよ?」



そう言うとしぶしぶグランドに入った。






……やっと、行ってくれた。

なんて聞き分けの悪いの。



将雅「美海さん、お疲れ様です」

「いいの?出なくても」