闇の向こう側で~あなたの光を~



陸は海を放って一位でゴールした。


海は転けても意地で二位に追い上げた。

さすがというか、

なんというか……。



優悟はなんなく一位でゴールした。











海「みぃう~!」

「おかえり、みんな」

海「転けちゃったぁ~!」



ギュッと抱き付いてくる。

ヨシヨシと頭を撫でるとふにゃりと笑う。

可愛いったらもうっ。



紫音「僕、どうだった?」

「かっこ良かったわよ、おめでとう」

紫音「わーいっ♪」

優悟「俺も一位だし」

紫音「だから?」

優悟「美海は俺にもいってんだよ」