闇の向こう側で~あなたの光を~




油断していたのだろうか、

肩を強く押され壁に背中を打ち付けた。



あざになったら彼等になんて言い訳しよう。



打ち付けた所が悪かったのか、少し痛い。






「なんか言ったらどうなのよっ!!」



口だけは達者よね。

言ったら言ったで文句言うんでしょうに。

めんどくさい生き物ね、人間って。

みんながみんな、光龍の人みたいになればいいのに。




「答えろよ、富山美海」