闇の向こう側で~あなたの光を~



皆、本当に女の人がダメみたいで

ケバい子が来ようものなら、

すぐさま臨戦態勢に入る。




その光龍の、しかも幹部が集合とあらば騒ぐのも仕方ない。


そして彼等が去ると先ほどのうっとり顔はどこへやら。

素晴らしい切り替えで、嫉妬の念を私に向ける。




そして罵られる、という訳だ。



こっちとしては

迷惑以外のなにものでもないのだが、

無視し続けても

止めることを知らない彼女たちに

何を言っても無駄でしょうね。



「あんたさえ居なければっ!!」











……そんなこと分かってるわよ。

………分かってるから。

まだ実感させないで。