闇の向こう側で~あなたの光を~





龍「俺は悩んだ時にここに来る。

前総長に

『お前が次の総長だ』と

言われた時もここに来た。



総長という立場は

想像も出来ないくらい重いんだろう、

俺にそれが出来るのか?

なんて考えてたんだ。



でもな、ここに来て思ったんだ。

そんなちっせぇことで悩んでどうすんだよって。」




強い……。

なんでそんなに強く在れるのだろう。

なにが彼を、彼等を強くしたのだろう。


実際、まだまだ彼等は苦しんでる。

でも、それを感じることが出来るのは極一部の人だけ。


彼等は苦しんでるのを隠せるほど強い。




どう頑張ったって私には出来ない。