闇の向こう側で~あなたの光を~



隼人「2人とも、いい加減にしなさい」


「隼人……」


隼人「美海さんも龍も意地を張らないでください」


「……ごめんなさい」


「ちっ」



結局、喧嘩?言い争い?は隼人によって幕を閉じた。




そのまま何故か微妙な空気で倉庫に着いた。

微妙な空気の原因はおそらく自分と龍。

滅多に怒らない隼人を怒らせたから。




馨さんにお礼を言って車を降りる。



ドアを開けるといつもの見慣れた景色が広がる。


『こんちは~!!』


みんなの可愛らしい、でも、少しイカツイ挨拶。


幹部はそれぞれ挨拶をして2階に行く。

私は今日はあまり2階の幹部室に行きたくない。

理由は自分でも分かってる。



将雅「美海さん、荷物持ちます!」


「え、えぇ。ありがとう、将雅」


だから、みんなに甘えるの。


ほんとに最低な女ね、私は。