それでも負けずに言い張ったわ。 断固拒否 無理だと何度も言ったわ。 でも、けっきょくは紫音達の可愛さに負けた…。 そのチアの練習は明日から始まってしまう。 なんでも、1週間後に体育祭があるらしい。急過ぎるのよね……。 問題はどうやって女子と上手く距離を保つか、ということ。 光龍はイケメンぞろい(……らしい)。 そんなみんなに守られる女、つまり姫の私は彼女達からすると邪魔な存在であるわけで……。 何にもないということはないだろう。 はぁ……。 覚悟しとこう。