闇の向こう側で~あなたの光を~



きっとバイクの光以上に

みんなの笑顔の方が輝いているはず。




しばらく待っていたら、

ガチャ、とドアが開き龍以外のみんなが

部屋に入ってきた。




思わず見惚れてしまった。

あまりにも彼等に似合っていたから。



白に金の文字で

光龍十二代目

の後にみんなの名前が刻まれている。

さらしを巻いて

髪をワックスで軽く遊ばせて

オシャレにかっこよくキメている。




そしてなにより

彼等の存在感。


そこに居るのは

いつもの可愛さ残るみんなではなく

光龍の幹部として

堂々と誇りを持って立つ人達だった。