紫音「美海ちゃん、住んでくれるの?」


「えぇ」


紫音「男だけだよ?」


「みんなは普通の男と違うから大丈夫よ」




紫音、口が開きっぱなしよ……。

可愛いけど。

すごく可愛いけど。




龍「引っ越しは近いうちにしよう」


隼人「そうですね。

美海ちゃん、いいですか?」


「えぇ、何から何までありがとね」







そうして、私の引っ越しが決まった。


思い出の場所を離れるのは

とてもいやだったけど

これ以上ここにいたら

もうやっていけないと思った。



私は少しだけ

光をみたい。