闇の向こう側で~あなたの光を~






肌寒い……。



「龍、家に上がりましょ?」


龍「……………はっ!?」


「どーしたの?」


龍「いや、ダメだろ」


「いいじゃない」


龍「よくねぇよ」


「いいのよ、肌寒いんだから」







そういって無理矢理家に上げた。

夏だといっても夏休みも終盤。

さすがに夜は肌寒い。


龍はエレベーターに乗るまで家上がらないと粘ってたけど私が勝った。




ふふっ。



大人しくなった龍を連れて部屋に着いた。