龍のバイクに乗り、家があるマンションに向かった。 「わざわざ送ってくれてありがと」 龍「気にすんな」 「じゃあね、おやすみ」 龍「あ、美海」 家に着いたから帰ろうとしたら呼び止められた。 龍を見ると何か言いにくそうにしていた。 「どーしたの?」 すると意を決したように私の目をみてこう言った。 「倉庫に一緒に住まないか?」 ……と。 「倉庫に? どーしたの?こんな急に」 少しだけ顔を反らして説明してくれた。