二年生になったその日、
私は新しい教室に入り
黒板に書いてあった席へとむかう。

そのとき
ざわざわしていた教室が一気に
しーんとなった。

そして、
後ろのドアからはいってきたのは
私のみたことのない男子だった。
「おはよう。山本くん」
誰かが言った。
やまもと?だれ?
すると山本は私の席の隣にすわった。

その日が初めてあなたに
出会った日だったね。