わすれなぐさ 本当のすき。

「昨日、南さんが帰ったあと、部屋に落ちてた。


それは、昨日、玄関でポケットにしまったはずの、ここに来いとかいてあった紙だった。

「こうゆうこと、今までもあったの?」

陸くんが、不安そうな顔で私を見た。

けど、私は、陸くんに心配をかけたくなくて、

初めてだよ、と嘘をついた。

「そっか、ごめん、俺のせいで。」

申し訳なさそうな顔をする。