「ゃめ、て……」 「雪乃ちゃんっ」 怖い、怖い! 大声も上げらず、ただただ涙が溢れてくる。 体は小刻みに震え、力が入らない。 胸に顔を埋め、興奮した様子の男の子。 胸から首筋へと、だんだん上に上がってくる唇。 「いや……!」 やっとの思いで大声が出たのは、男の子の手が太ももを触れたとき。 嫌だよ、嫌だ。気持ち悪い。 誰か、助けて……!