「ねぇ、お義父さん?あのね、私も前からお義父さんのこと、好きだったんだよ?」 そんな言葉にお義父さんの動きは止まり、目は見開かれた。 「そうなのか?」 「うん。お義父さんだから、言えなかったの」 「そうかそうかぁ。雪乃も同じ気持ちだったんだなぁ」 夜、ということもありお酒を飲んでいるのか、お義父さんからほんのりお酒の匂いがした。 「うん。だからね?私の初めて、お義父さんにもらって、ほしいな……?」