「雪乃ちゃん」



「はっいっ!」



急に名前を呼ばれておかしな返事になってしまった。



「ふはっ!ついたよ。ははっ!保健室」



間宮君のツボだったのか、お腹を抱えて笑い始めた。



「もうっ。そんなに笑わないで!」



「クックッ。ごめ、ははっ!」



「間宮君!」



目に涙を溜めながら、謝ってくる。