「ねぇ、キスしていい?」



「えっ!?」



そそそそんな!!



一気に顔に熱が集まった。



「そーゆうのは、聞かないでよ……」



赤くなった顔を隠すように、下を向いた。



「わかった。これからは聞かない」



顎をグイッと上に持ち上げられ、絋君と目が合う。